日本で働く外国人の"リアルな声"をお届けします-vol1-

皆さん、こんにちは。株式会社エルロンの加藤です。

 

本日は私が今年4月から10月まで担当させて頂いた外国人内定者向けの研修の

お話をさせていただければと思います。

 

開講時期を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、

この方々は4月入社予定のはずでしたが、

COVID-19の影響により、日本に入国できずに、国で待機されていました。

 

そこで、企業様から「この待ち時間を有効活用したい」とご要望をいただき、

オンラインで内定者向けのビジネス日本語研修を開始することとなりました。

COVID-19以前は対面での研修のご要望が多く、オンラインでの研修の中では最長の研修となりました。

 

今回の内定者の皆様は、韓国人の方々で、すでに日本語能力試験N1を取得されていらっしゃいました。

 

研修のはじめは、敬語の表現の発話練習から、電話対応(取次、伝言など)、

ビジネスメールの作成などのビジネススキルを中心に練習を行なっていきました。

 

私たちが第二言語を学習するときもそうですが、頭の中に知識として蓄積していくことと、

その知識を出していく(実際に話す)ことはまったく別のプロセスになります。

「よくいるTOEIC満点なのに話せない」という人、よくいらっしゃいますよね。

このようなことにならないよう、研修ではアウトプット中心の内容のカリキュラムで進めました。

 

今回の研修では、ビジネス日本語・ビジネスマナーといった知識・技術的な部分に加え、

職場に特化した異文化理解のケーススタディーやチームビルディングを構築するためのグループワークを行いました。

(90分の研修ではありましたが、受講者の方々は毎回ヘトヘトになってしまいました。)

 

本当の意味での人材の「成長」を考えると、改めて知識だけをインプットする研修ではなく、

ケーススタディー、ディスカッション などを通して、アウトプットしていくことの必要性を講師として、一社会人として強く感じました。

 

今回の研修では、受講者の方々から、

 

「母国での就労経験がなかったので、日本の商習慣を知れてよかった。」

 

「入国前に心の準備ができてよかった。安心した。」などありがたいお言葉を頂戴いたしました。

 

COVID-19で異例の長期オンライン研修となりましたが、先週無事に修了することとなりました。

 

そして、嬉しいことにビザも発給されたとご連絡を頂きました。

 

この内定者の方々は10月下旬には入国ができそうです。

 

本当によかったです!

 

次回は、外国人の方々が「敬語」勉強される時にぶつかる「壁」についてお伝えいたします。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。