外国人社員にとっての「敬語」

皆さん、こんにちは。
株式会社エルロンの加藤です。
今回は、外国人にとっての「敬語の難しさ」についてお伝えしたいと思います。
まずは、下記の表でセルフチェックをしてみてください。

 

いかがでしたでしょうか?

 

全てのブランクを埋めることができましたでしょうか。

 

弊社で以前、日本人の新入社員研修をさせていただくことがございました。

日本人新入社員と外国人新入社員に同じ敬語の表を埋めてもらうと、

なんと、外国人新入社員の方が、多くのブランクを正確に埋めることができました。

ですが、実際に敬語を使って話をするのに、苦戦されている方が多いようでした。

 

その大きな原因のひとつが、「尊敬語」と「謙譲語」の使い分けです。

 

もし、御社の外国人社員に、「敬語の尊敬語と謙譲語の違いと使い方を教えてください。」

 

とお願いされたら、どのように答えますか。

 

「尊敬語は相手を上げて、謙譲語は自分を下げる(へりくだる)」

 

という説明が私たち日本人がよく使う説明です。

 

私も新米日本語講師時代は、こんな説明をしていました。

 

しかし、この説明では外国人の方々に尊敬語と謙譲語の違いがなかなか伝わりませんでした。

 

では、どのように説明したらいいのでしょうか。

 

まずは、例文をみてください。

 

1) 今日の午後、ACB商事の佐藤様がいらっしゃいます。

  ・・・「来ます」の尊敬語が使われています。

 

2)明日の午後17時に、オフィスに参ります。

  ・・・「来ます」の謙譲語が使われています。

 

ここでポイントなのが、

「来ます」という行動(アクション)は誰がするかです。

 

例文1)の場合、「佐藤様が来ます」。

 

例文2)の場合、「(私が)来ます」。

 

もうお分かりだと思いますが、

行動する人が「私以外」の場合は尊敬語、「私」の場合は謙譲語を使用します。

 

もし、御社の外国人社員の中に、敬語の使い方にお困りの方がいらっしゃいましたら、

せひ、「誰の行動(アクション)?」と上記のように導いてあげてください。

 

私もアメリカで仕事をしていた時に、「英語を間違えたらどうしよう」という心配で、

何もできない時期がありました。

 

弊社では、受講者の方々はそんな言葉の壁を気にせずに、

既にお持ちの専門性を活かしていただけるよう研修カリキュラムを組ませていただいております。

 

新入社員の方だけでなく、ビジネス文書作成や電話対応などの部分的な研修も組ませていただきます。

 

もし、御社でお悩みがありましたら、いつでもご連絡ください。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  

加藤 礼菜(担当講師)